トラック運送業界の環境ビジョン2030 ~2050年カーボンニュートラルに向けて~
「カーボンニュートラル」とは?
最近いろいろなところで目にする「カーボンニュートラル」。
地球温暖化をもたらす「温室効果ガス」の排出をできるだけ削減し、削減できなかった分は植林による吸収などで差し引いて全体としてゼロにすることです。
日本政府は2050年の「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言し、また2030年度の温室効果ガスの排出削減目標を国際社会に向けて表明しており、地球温暖化対策に社会全体で関わることが求められています。
トラック運送業界のCO2排出量
温室効果ガスのうちもっとも多く排出されるCO2(二酸化炭素)は、現代社会のあらゆる場面で排出され、トラックをつくるとき、荷物を積んで走るとき、廃車するときにも、それぞれCO2 が排出されています。
トラック運送業界が取り組む「カーボンニュートラル」
荷物を運送することで成り立つわたしたちトラック運送業界は、トラックの運行を止めることはできませんが、各社のさまざまな工夫と努力によってCO2排出量を減らすことができます。
全日本トラック協会は、無理せずできそうなことから取り組みを始め、 2030年度を目標に、トラック運送業界全体で「カーボンニュートラル」を目指すため、『トラック運送業界の環境ビジョン2030』を策定していきます。